絶縁中の毒親がガンで倒れまして

絶縁中の毒親がガンで倒れたとの連絡を受け、どのようにしていったかを綴る一人っ子の記録です。

毒親との闘病記録

やっぱり猛毒伯母が子どものことを言っちゃったよ

投稿日:2017年2月25日 更新日:

先日うちの猛毒伯母が根掘り葉掘りと家庭環境や収入!まで聞いてきて、一番下の子のことを聞き出されました。

そのお話は以下の記事にまとめてありますので、良かったら読んで下さい。

→前回のお話はこちら:猛毒伯母が家庭環境を根掘り葉掘り聞いて来た話

どうせ母にぺらぺら喋るだろうな、とは思っていましたが案の定しゃべりましたよ。

うちの母は3人目のことを知らないので、さぞかしショックだったと思います。

どうして噂話にしろ何にしろ、余計なことをしゃべらない、ってことができないんでしょうね。あの手の人種は。

朝の7時から電話かよ

朝の7時からのお電話、ありがとうございます。

伯母「ああ。ごめんね!朝早くに!!」

と大きい声で仰るなら、非常識な時間だということは分かってらっしゃるんでしょうね。

それとももう危篤ですか?違いますよね?

倒れたって連絡受けてからまだ1日とちょっとですよ。どうしてそんなにネタになる事ばかりしてくれるんですか。

・・・・ハア。

(母)はお前の子供知らないのか?

伯母「昨日(母)のところに行ったんだけど、お前の3人目の子の事、知らないのか?」

私「ああ、ずっと連絡取ってないから知らないかもしれんね。」

伯母「・・・・・・・。」

あ、黙っちゃったw ぎゃあぎゃあ言われなかっただけいいけどね。

ショック受けてたよって言われても知らない

伯母「お前の子の事話したら、うそだーー、って言ってたぞ。」

私「そうなんだ。まあ知らなきゃそうかもね。」

伯母「・・・・・・・。」

ここでまた根掘り葉掘りが始まるかと思ったんですが、意外とそんな風にはならず。

もう出てこれないだろうね

伯母「(母)、あれもう出てこれないかもね。」

私「ああ。伯母さんもそう思う?私もそうかも、と思った。」

伯母「そうだな、でもお前小さい子いるなら付きっきりなんて無理だろ。」

私「ずっとそばにはいてあげられないね」

伯母「(母)にはかわいそうだけど、家に帰れないよ、もう」

私「そうかもね。あの状態で帰ったって何もできないしね。」

看病なんてしたくない

伯母「家に帰したら誰かが面倒見なきゃいけないだろ?お前も小さい子いて無理じゃないか。私だって仕事あるしずっとはね。」

私「そりゃそうだよ。うちのおかんだって、人に迷惑かけてまで家に帰りたいとは言わんよ。」

伯母「(母)には可哀そうだけどさ、病院にいさせた方がいいね。」

私「家に帰っても辛いだけだと思うよ。」

伯母「そうだよなぁ。あんな状態じゃなにもできないよなあ。」

伯母と私の思惑

こうして会話を再現してみると、伯母は看病できないことを引け目に感じているようですね。

私が3人目を産んだことを知らせてすらいないのに突っ込んでこなかったのも、その辺がありそうです。後ろめたい、というのかな。

何度も何度も「(母)には可哀そうだけど」という言葉を使っていましたし。

私にしてみれば、伯母が母の看病なんてする必要は全くないですし、それを引け目に思う必要などないんですが。

むしろ仕事があって看病できない、というのは当然のこと。みんな自分の生活があって当たり前です。

伯母も猛毒とは言え、変に義理堅いところがあるので、気になるのかもしれませんね。

そして伯母の引け目のおかげで絶縁状態だったことに突っ込まれないなら、大変ありがたい。

そう、突っ込んでくるな、って話なんですよね。

絶縁なんてこちらから言わない限り、他人が口出すことじゃないですよ。

とにかく医師の話を

伯母「まあ、昨日会ってきたけどさ、腹水もたまっちゃってるし肩で息してるし、相当辛そうだね。」

私「そうだねー。痛いのは辛いね。でも、手術できないっていうからさ。」

伯母「じゃあとりあえずどんなもんか医者の話聞かないとね。」

伯母「それと、付きっきりはムリでも欲しいものあったら言ってね。何かあったら相談するんだよ。」

私「うん。分かった。ありがとう。」

伯母「じゃあ月曜日(医者の話がある日)に会おうね。」

あれ?最後の会話、毒っぽくないなw

毒でも普通の感情はある

世間では毒親とか猛毒とか言われますが、毒は毒でも普通の感情はある人の方が多いんじゃないかと思います。

だから、話がうまく運ぶときはとても良い。

今日の伯母との会話が普通っぽく終わってるのも、それを表してます。

だけど、一度かみ合わなくなる、または自分の思い通りにならなくなると、途端に暴れ出すのが毒です。

暴れ方は人それぞれでしょうけれど、うちの親は暴力、悪態、ネグレクト、無視、嫌がらせ、といった手段を使います。

できれば毒要素が少ないまま死んでくれればいいんですが、人間辛い時は本性が出ますから、痛くなってくると猛毒をまき散らす可能性もありますね。

夕方見舞いに行ってくるけれど

夕方家族とお見舞いに行ってきますが、そこで3人目の子のことをなんて言われるかが微妙。

いきなり「私に知らせないなんて!」とか怒鳴り始めたらめんどくさいから帰ってきてしまいそう。

元気な時なら十分あり得る、というかそもそも電話がじゃんじゃん鳴ってそうですが、今は痛くてそれどころじゃないので、そんな元気もないかもしれません。

却ってありがたいけどね。

ああ、でも月曜日に控えてる医者の説明だけは出席せんとなー。あ”---めんどくせぇ。







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